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“組踊”は、歌舞伎やミュージカル、オペラ同様、歌と踊りと音楽の3つの要素からなる古典歌舞劇です。沖縄は古くから「歌と踊りの島」と呼ばれており、組踊も今から約300年前の琉球王朝時代に、迎賓をもてなすため、玉城朝薫が創始したのが始まりとされています。
『琉球』と呼ばれた当時の沖縄は、南海貿易の拠点であり、日本はもとより、中国、東南アジア方面とも交易を重ねていました。
貿易によって栄えたこの島には様々な文化がもたらされ、もともとの文化と融合し、独自の文化として発展してきました。中でも“組踊”は、セリフと歌と踊りからなる舞台劇として完成し、琉球の国劇として現在まで数多くの作品が残されています。この貴重な沖縄の文化である組踊をフィルム化し、映像作品として製作したのが『シネマ組踊』です。
前作“二童敵討”に続き、第二作品目となる今作品では、「執心鐘入」の公演全編をフィルム化し、組踊ならではの琉球古語による台詞回し、舞踊、琉球古典音楽、美しい衣装などをわかりやすく、斬新なカメラワークによってお楽しみいただけます。
国の重要無形文化財でもあり、ユネスコの「人類の無形遺産の代表的な一覧表」にも登録されている「組踊」を広く知っていただきたい思いから映画化が進められることとなりました。華やかな南海貿易全盛の琉球王朝時代に思いを馳せながら、ぜひシネマ組踊をご堪能ください。

 組踊とは(国立劇場おきなわ公式サイトへ)

 

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勝連城の領主、阿麻和利(あまわり)は、やがて天下を手に入れんと息巻いて、野に出て酒宴を広げます。そこに現れた2人の美童、鶴松(つるまつ)・亀千代(かめちよ)に舞い踊らせ上機嫌となって酔い過ごします。実は鶴松と亀千代は阿麻和利に討たれた中城城の領主、護佐丸(ごさまる)の遺児。父の仇を討とうと踊り子として、酒宴の席に紛れ込んだのでした。
果たして2人は見事本懐を遂げられるのか・・・。

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1791年、第二尚氏第13代・尚敬王(しょうけいおう)の冊封にあたって演じられた初の組踊。父の仇をとらんとする兄弟と、送り出す母、親子の情愛と”考”を描いた作品となっています。

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原作 玉城 朝薫
舞台監督 宮城 能鳳
出演 玉城 盛義 / 新垣 悟 / 石川 直也 / 嘉数 道彦 / 宮城 茂雄 / 川満 香多 / 玉城 匠 / 砂川 徳博
地揺 金城 裕幸 / 新垣 俊道 / 仲村 逸夫 / 玉城 和樹 / 入嵩西 諭 / 久志 大樹 / 池間 北斗
解説ナビゲーター 宮城 さつき
解説脚本 大野 順美
総合企画/
プロデュース
小宮 啓明
監督 大城 直也
製作・著作 浦添市

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美少年として名高い中城若松(なかぐすく わかまつ)は、首里王府へ奉公に向かう途中、一夜の宿を乞います。宿の女は、相手が若松だと知ると喜んで若松を招き入れ、しつこく言い寄るのでした。身の危険を感じた若松は、女を振り切り末吉の寺の座主に助けを求め、鐘の中に隠れます。若松を追って寺までやってきた女は鐘にまとわりつき、ついには執着のあまり鬼女へと変身します。

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小坊主たちのユーモラスな演技、愛しさのあまり鬼に変化してしまう美女の鬼気迫る姿など現代にも通じる物語をお楽しみください。
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原作 玉城 朝薫
舞台監督 宮城 能鳳
出演 金城 真次 / 佐辺 良和 / 宇座 仁一 /
親泊 久玄 / 新垣 悟 / 阿嘉 修
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地揺 新垣 俊道 / 仲村 逸夫 / 喜納 吏一 / 池間 北斗 / 入嵩西 諭 / 大濱 麻未 / 久志 大樹
解説ナビゲーター 田口博章 / 百田洋之
解説脚本 大野 順美
総合企画/
プロデュース
小宮 啓明
監督 大城 直也
製作・著作 浦添市

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